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某魔法学園に生息する『瀕死の黒妖精』の背後ブログ。中身がダダ漏れ超えて、もはや剥き出し。       *この中ではPC様同士の面識があれば横レス可とさせて頂きます。
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黒妖精と違って、のんびり平和に生きてきた「へたれ」。
自称「物書き」だけど、単なる趣味。
2キャラ稼動で、バタバタと遊んでおります。
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先日のオフ会で「虚弱人間様のパラレルが面白いよね~」と話した直後…
『覚えていますか』を歌われる、恋人ナノスPL様の歌声を聞いていたら
唐突にSFが書きたくなって…
「久々にSF書きたいな~」と呟いてみたら、金髪蝙蝠背後様が「書いてしまえ」と囁いた…。

……という訳で…

やっちまいましたぁぁぁ。。。。
本家ベースのSFパラレル。
この1話だけで終わりかもしんないし…ノリで続くかもしんない…
行き当たりバッタリ、迷走上等!!
正直言って、自分自身にも全く予想ができません。

…という訳ですので、下記注意書きをご了承できる方のみ…
お読みになって下さいます様…お願いいたします。


*注意書き

 ・完っ全にノリで書いているため、SF考証が超いい加減です
 ・完っ全にノリで書いているため、諸々の設定の詰めが、メチャ甘いです
 ・完っ全にノリで書いているため、出演者の割り振りが超適当です

 っていうか、つまりグダグダです

紅炎 ~プロミネンス~ vol.1 第一次戦闘配備


AC678945β通称アルーシャ。
休眠時間に入った艦のブリッジで、彼は一人巨大モニターの前に座っていた。
機械と生体の中間に属するアンドロイド。
睡眠を必要不可欠としない彼は今、
いわば「夜」ともいうべき時間を迎えた、巨大宇宙艦「ソレンティア」の護りを
一手に引き受けている。
まばたき一つせず、巨大モニターに目を注ぐ彼の延髄には
彼専用の座席から伸びるプラグが繋がれ、
そのプラグを通して、艦内の全ての情報が彼の脳内に流れ込んでくるのだ。

重要な事では、艦の外側に配備された外部レーダーや動力核の稼動状況。
瑣末な事では、各乗組員に与えられた居室の消費電力や照明のON,OFFまで…。

と…モニターの端に突如として赤い輝点が現れた。
それまで、全くの無表情だったアルーシャが緊張の色を浮かべて背もたれから身を起す。
顔を上げると、凛とした声で言った。

敵機機影確認。総員第一次戦闘配備

その声は、延髄に繋がれたプラグを通し、艦全体に響き渡った

 

敵機機影確認。総員第一次戦闘配備

スピーカーから響いた声に、フィブリスは横になっていた寝台からガバリと身を起す。
ほぼ同時に、艦内の照明が自動的に点灯し、薄暗い室内が明るくなった。
ベットの下に転がされた野戦ブーツに足を突っ込み、ホルスターを装着する。
羽織ったジャケットのジッパーを引き上げながら自室を飛び出すと、
ほぼ同時に、隣の部屋から大柄な赤毛のキャリニアンが飛び出してきた。
「よっす、ハルたん。おはようさん。」
「おっはよ~ん♪フィスたん。な~んか賑やかねv」
並んで廊下を駆け出しながら、口調だけは軽い挨拶を交わす。
赤毛の2人にやや遅れ、寝起きの不機嫌丸出しの顔で飛び出してくる金羽根のルーメと…
「…あんにゃろ。。。」
呟いたフィブリスが、その部屋の前を通り過ぎがてら、力一杯に拳で扉を殴りつける。
「遅せぇぞブラッド!!早くしろ!!」
「だぁぁ。。。今行く、今行くって!!」
わたわたと飛び出してきた茶色い羽根のルーメ。
4人の戦闘員が、それぞれにドックへと走っていった。

 


敵機機影確認。総員第一次戦闘配備

スピーカーから響いた声が眠りを破る。
艦に与えられた小さな居室の寝台の上でアルニカは目を開けた。
部屋の中は既に灯りが点灯し、寝起きの目には眩しい。
時計に目をやってみれば、ベットにもぐりこんだ時から、まだ2時間しか経っていない。
「うぁ…」
クラクラする頭で目を擦っていると、戦闘員達の足音が慌しく部屋の前を通り過ぎていった。
ヨロヨロとよろけながら靴を履き、上着を手にして部屋を出る。
ドック上部のコントロール室に向って走り出そうとして…
まだ目覚めきっていない身体が、力一杯壁に激突した。
「…何をしている?」
冷静な声が後ろから掛かる。
「あぁぁ…シイム。。。」
研究員のくせに…自分と同じくらいしか眠っていないくせに…
昼間と変わらぬ様子で歩く、この男が憎らしい。
それでも…
「ごめん。手を貸して」
その肩に、縋るようにつかまって…
研究員の2人はコントロール室へと向っていった。

 


敵機機影確認。総員第一次戦闘配備

スピーカーから響いた声にとらはパチリと目を開けた。
自動的に照明が点灯し、明るくなる室内。
枕元のゴーグルを手探りで手繰り寄せる。
腹の上には柔らかなぬくもり。
「ごめんよ~、にゃ~さん。ちょっとどいてくれるかな~?」
眠る相棒を起したくはなかったけれど…
そっと抱き上げて身体から下ろすと、とらは、わたわたと部屋を飛び出した。
…と、そこで、ひんやりとした足元の感触に違和感を覚える。
「あ…靴はくの忘れた。」
まぁ良いや…と呟いて…。とらはブリッジへと向う。
確か、砲撃用デスクの下に自分用のスリッパが置いてあったはずだ。

 


敵機機影確認。総員第一次戦闘配備

スピーカーから響いた声に、ローネは思考を中断する。
ブリッジに隣接する情報ルームの椅子の上。
静かな「夜」のうちに済ませたかった考え事は、まだ終わっていないけれど…。
溜息をつきながら、マントを羽織り、ローネは隣のブリッジへと足を向けた。

 

それぞれが、それぞれに動き出す気配。
プラグから伝わるそれらを追いつつ、アルーシャは、艦を戦闘状態へと移行させる。
ブリッジにも、乗組員達が集まってきた。
そろそろ、集中管理の回路を遮断しても問題ないだろう。
…と、そこで、あることに気付いてアルーシャは眉を寄せた。
宇宙間戦闘機の格納されるドック。
戦闘員達が向うその場所。
工具棚の影に、生体反応がある。
その情報を持つ乗組員は…

「レノ!!とっとと起きやがれ!!」

レノルガードに一番近いスピーカーに向けて怒鳴って…

しかしその直後、アルーシャは、ブリッジの乗組員達が一斉に振り返った事に気付いた。
それぞれに、忍び笑いをするような表情に、ようやく自分の失敗を悟る。
「…うそ。俺、全艦放送で怒鳴った?」

集中管理の回路を遮断する直前。
あちこちで上がる声がアルーシャに聞こえた。
「うっかりラブリーナノス」

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はい(何やら片手上げて)
続き希望(超真顔挙手)

なんですかコレ!!すんごい面白い!!!w
金髪蝙蝠様ぐっじょぶ!!

そんなわけでよろしくお願いします←
茶鳥さん / 2009/10/01(Thu) /
茶鳥背後様
うわ…希望来た(汗)

面白いと仰って頂ければ幸いです。
本当、ノリだけなので予測不能ですが…
もし、また妄想が湧いてきましたら…やってみます(←自爆?)
 (2009/10/03)
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