初めて中華の国に降り立った自分を待っていたのは…
言語の壁でもなく、異文化の壁でもなく…
砂の壁でしたorz
うん。
ちょうど黄砂の季節だったんだよね…。
現地到着して半日で、喘息を発症しました。
元々日本にいても、黄砂の降る季節になると喘息が出るのですが、
なんせ黄砂の原産国。
量がハンパじゃない。
外を歩いていると、服や髪や顔が砂だらけになるレベルの黄砂に降られ…
慌ててマスクを装着したのですが、時すでに遅し。
工場のクリーンルームから出たくないと思ったのは、生まれて初めてでした。
このままでは仕事にならない…ということで、
私が発った翌日に出国する予定だった、別部署の方にお願いして、
会社の医局から、喘息の薬を持ってきてもらいましたよ~。
要するに、立場的に自分より上の人に荷物持ちをさせたという←
医局の先生には電話越しに、どめっさ怒られましたが
以前に会社の医局で診断を受けていた為に、カルテが残っておりまして、
そのような異例対応をしてもらえることになりました。
は~。やれやれ。
仕事で行っている…という事ですので、
やはり心身ともに疲れる事も山積みではありましたが、
楽しいことも、結構ありましたよ!
例えばですね…
一緒に仕事をしていた中国人の女性(日本語の喋れる方)が
偶然にもバレエをやっていらっしゃるとのことで…
なんと、彼女の通っているスタジオにお邪魔させてもらいました。
飛び込みの一日体験レッスンですよ~!!
先生は英国に留学していた経験のある方だったので
レッスン中は直接お話ができて、教室にも温かく迎えてもらうことができました。
ただまぁ、忙しく過ごしていた1ヶ月あまり…
ほとんど身体を動かしていなかったので、結構キツかったです。
あとは…うん。
映画やテレビに出てきそうなくらい高級っぽいお店で、お食事を頂きました。
いわゆる接待で連れて行ってもらったのですが…まぁ凄い。
全部個室なんですね。食べる場所が。
テーブルの周りには綺麗なお姉さんが常に数人付いていらっしゃって、
お給仕やら何やら、みんなやってくれます。しかも全員超美人。(うぎゃぁ)
さらにはボーイさん(?)みたいな男性もお一人、部屋の中に待機していて
驚いたことに、その方は日本語を話すことができました。
どうやら、日系企業の接待専門のお店のようでしたね。
精神的圧迫とか、一人になりたい衝動とかを無視すれば、
食事は、ものすっっっごく美味しかったです。
パックに詰めて持って帰りたかった。。。。
ただまぁ…バイチュ(麦酒)という、
なんとアルコール度数40度のお酒がテーブルの上で酌み交わされるのですが、
ビジネスで行っている以上、酔っ払う訳には参りません。
しかも中国では、乾杯を断るのは凄い無礼にあたりますし…
日本だと「女性酔っ払わせるつもりですか~?(笑)」とか言って
逃げる事も可能なのですが、
ビジネス上では、日本より遥かに男女同権が浸透している(?)中国では
「女」であることを盾に逃げる訳にもいかず…。
…………上司を盾にして逃げました。←
「いやいや…わたくしめのような若輩者ではなく、こちらの上司と乾杯してください!!」
みたいな。
ただ…まぁ、うん。
正直、精神的ストレスは半端なかったです。色々と。
今日は久しぶりに皆様の日記を覗いたり、コメントしたりしながら
「あぁ~~日本って良いな~~」と呟いております。
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